A New Jersey electric power company yesterday filed the first full application to build new U.S. nuclear plants since Pennsylvania's Three Mile Island reactor had a partial meltdown in 1979.
-Citation: The Washington Post, "U.S. Nuclear Power Revival Grows", By Steven Mufson, September 25, 2007
1979年のスリーマイル島事故以来初めての建設・稼動を含む本格申請(COLA)が米電力会社NRGエネルギー(略:NRG、本店:ニュージャージー州)に出された。
記事の主要点:
- NRGはSouth Texas Project Nuclear Operating Company(南テキサス原子力会社・STPNOC)と共に米原子力規制委員会(NRC)に申請書を提出した。NRGエネルギー (44%)、CPSエネルギー(40%)、Austinエネルギー(16%)はSTPNOCを所有している。
- NRGによれば、稼動中であるSouth Texas Project(STP)敷地内で3基目と4基目の新規炉を建設、2015年までに実用化する予定である。発電力は計2700MW(200万家庭分)増加、総費用は54億ドル〜67.5億ドルの程度であるとのこと。
- NRG最高経営責任者のDavid Crane氏によれば、テキサス州の年間電力需要成長率は2%〜3%であり、これは1000MW〜1500MWにあたる。
- NRGは建設・稼動を含む本格申請を出した。これまでの全ての申請は非包括的であった。例えば、2007年7月にConstellationエネルギーグループが所有のCalvert Cliffs敷地内で建設する新規炉計画に対しては、環境アセスメントのみがNRCに依頼されている (参考: Constellation Energy Groupがメリーランド州の原子力発電所を拡大するために正式の許認可手続きを開始(2007年8月1日))。
その他:
- NRGエネルギーのニュースリリースによれば、上記新規炉デザインは改良型沸騰水型原子炉(ABWR)で、 GEと日立の合弁会社GE-Hitachi Nuclear Energy(GEH・2007年6月設立)が納入する。また、東京電力が同プロジェクトステークホルダーに名を連ねているとのこと。別のニュースで、2007年9月19日に、米電力会社Constellation Energyは有しているNine Mile Point敷地内においての2基のBWR炉の大幅出力増強(EPU)プロジェクトをGEHに委ねた。
- 「2005年エネルギー政策法第1306条タイトルXIII、XIV」と関連のある米内国歳入法第45条(J)によれば、米連邦政府からの補助金及び税優遇措置を確保するため原発建設者は2008年12月31日までにNRCに建設・稼動許可(COLA)を申請しなければならない。現在、NRCは2007年−2008年の間に19個の新規炉建設・稼動申請書を受け付けると考えられている(リスト)。なお、同連邦法・条により、一旦原発建設者は締切りまでにCOLAの申請を渡せば、その後の建設計画には締切りなしで計6000MW発電能力まで同補助金・税優遇措置を得られるが、別の条件により建設の開始は2014年1月1日までに、稼動の開始は2021年1月1日までにしなければならない。
- 参考: 原子力の概観:パート2、アメリカ(2007年3月27日)
リンク:
ワシントンポースト: 記事

